
このたび、穴吹ビジネス専門学校にて、ITビジネス学科の皆さまを対象に、「DX×AI×営業×リスキリング」をテーマとした90分の特別授業を行いました。
今回の授業では、
- DXとは何か
- AIが今後社会にどのような影響を与えるのか
- これから社会に求められる人材像
- AI時代だからこそ必要になる「人を動かす力」
- リスキリングの重要性
などについて、実際の業務事例も交えながらお話しさせていただきました。
約20年ぶりに「卒業生」として母校へ
今回講師を担当したのは、宝和ホールディングス株式会社の來山雅一です。IT系法人営業や産業機械メーカーでの勤務経験を経て、現在は宝和ホールディングスグループにてDX推進業務を主導しています。
実は穴吹ビジネス専門学校の卒業生でもあり、約20年ぶりにこのような形で母校へ戻ってくることができ、非常に嬉しく感じました。
DXは「システム導入」ではない
「DX=システム導入」ではない、という点についてもお話ししました。実際の現場では、最新のツールや仕組みを導入するだけでDXが成功するわけではありません。
現場で働く人の声を聞き、課題を理解し、相手に合わせて説明しながら、一緒に変化を進めていく力が必要になります。
そのためには、「ITスキル」だけではなく、「人を動かす力」と掛け合わせることが非常に重要になります。
AI時代だからこそ必要になる「人の力」
近年、AI技術は急速に進化しています。しかも、皆さんが気づかないうちに水面下で驚くべき速度で進化しています。「気づいたらAIがこんなことになっていた・・・」というケースになるはずです。
しかしその一方で、これからの時代に改めて重要になるのが、「人にしかできない力」だと感じています。
相手の考えを理解する力、信頼関係を築く力、課題を見つけ提案する力など、営業やコミュニケーションのスキルは、営業職に限らずさまざまな職種で必要とされる力であり、今後さらに価値が高まっていくと考えています。
また営業職とは単に商品を販売する仕事ではなく、相手の課題を理解し、解決策を考え、周囲を巻き込みながら価値を生み出していく仕事でもあります。
この考え方は営業職だけではなく、DX推進やIT分野を含め、あらゆる仕事に共通する重要な視点だと感じています。今後は、顧客視点(相手の立場)で物事を考えられる力が、より一層求められる時代になっていくのではないかと考えています。
学生の皆さまにも、AIと対立するのではなく、共存しながら、自分自身の強みを磨き続けることの大切さをお伝えしました。
「営業職」に対するイメージの変化
今回の授業では、営業職に対するイメージについてもお話しさせていただきました。授業前後のアンケートでは、「営業職」に対する印象が変化した学生も多く、
「SEとして就職したいが、会社を変えていくためには営業経験も必要だと感じた」
という大変うれしい感想もいただきました。
営業という仕事が単なる「モノ売り」ではなく、「人や企業の課題解決に関わる仕事」であること、これから指数関数的に加速するAI時代において、社会からより必要とされるスキルであることを、少しでも感じていただけていれば嬉しく思います。
リスキリング=学び続ける力
また、技術や社会の変化が激しい時代だからこそ、「学び続ける姿勢=リスキリング」の重要性についてもお話ししました。
現在当たり前に使われている技術も、数年後には大きく変化している可能性があります。だからこそ、職種に関係なく、自ら学び続ける、学び替える姿勢が今後ますます重要になっていくと考えています。
VUCAの時代と言われてしばらく経ちますが、「いつでも外部環境の変化に対応できるよう準備しておくこと」が自身の成長に繋がるはずです。
学生の皆さまからの声
授業後には、
- 「営業のイメージが変わった」
- 「紹介していただいたリスキリングの本を読んでみようと思います」
- 「DXやAIをもっと学んでみたい」
- 「コミュニケーション力の大切さを感じた」
といった声もいただき、非常に有意義な時間となりました。
地域の未来を担う人材育成へ
宝和ホールディングスグループでは、地域社会とのつながりや次世代人材の育成も大切にしています。今回の講義が、学生の皆さまにとって今後の進路やキャリアを考えるきっかけの一つとなっていれば幸いです。
「日々是前進」の言葉とともに
穴吹ビジネス専門学校には、「日々是前進」という非常に素敵な校訓があります。
私自身、在学中から毎日のように目にしてきた言葉ですが、今でも「日々、ほんの少しでも前に進みたい、成長したい」という考え方の礎になっています。
社会や技術が大きく変化していく時代だからこそ、私たち自身も学び続ける姿勢を大切にしながら、一歩ずつ前へ進んでいきたいと思います。
今後もさまざまな取り組みを通じて、地域社会への貢献と人材育成に取り組んでまいります。


