福山海陸運輸です。今回は知られざる岸壁の作り方を説明してみようと思います!
1.海側の鋼矢板打設
海側に鋼矢板(鉄製の板)を杭打ち機で横方向に連続して打ち込みます。
2.陸側の鋼管矢板打設
陸側では、鋼管矢板(鉄製の管)を杭打ち機で横方向に打ち込みます。
3.ひかえ版の設置
陸側の鋼管矢板の上に、コンクリートでひかえ版を作ります(ひかえ工)。
4.タイロッドで接続
海側の鋼矢板が倒れないように、陸側のひかえ版とタイロッド(鋼製の棒)でしっかりとつなぎます。
5.裏ごめ工(石詰め作業)
鋼矢板の背後に石を詰めて、安定性を確保します。
6.コンクリート打設と設備設置
鋼矢板の頭部にコンクリートを打設し、船をつなぐための係船柱(ビット)や、船を傷つけないためのゴム製の防舷材を取り付けます。
7.埋め立て作業
背後の空間を土砂で埋め立てます。
8.舗装作業
最後に、コンクリートやアスファルトで表面を舗装して完成です。
いかがだったでしょうか?今回は岸壁の作り方を説明してみました!